はこ にっき

箱根ヶ崎サブブログ日記、略して「はこ にっき」

仕事は時間と予算と意気込みのかけ算

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物を作る時の制作側から思う事。

主観だけど制作と営業はなにかと対立する。

 

制作って言ってもプログラミングや立体物やデザインなど色々あるけど1つの組織の中で「物を作る」側と「発注する」側が対立しやすい。
モノ作りって予算と時間と意気込みのかけ算だと思っていて、全てが上手く組み合うと凄い物が出来る。
3つの内、低い項目があるとそれを補う為に他の項目の数値が高くなる。
具体的な数値はともかく。
 
時間が無いので大量の人員を導入したりすると、予算が膨らむ。
「今回の案件は時間が無いから、予算多めに使っていこう!」ってなる営業は稀。ホントに稀。
仕事の下流の工程ほど上流で消費された「時間」を補う為に予算が必要になる。
 
大抵の場合は予算も切られているので残るは「意気込み」しか無い。
意気込みで時間も予算もどうにかしなきゃいけないので、大きな力が必要になるってくる訳で。
通常は(予算)1×(時間)1×(意気込み)1で「1」と言う仕事が完結したとする。
 
予算も時間も無い場合は(予算)0.5×(時間)0.5×(意気込み)4でようやく「1」の仕事になる。
結果は同じでも「意気込み」の消費量が4倍と半端無い。
いや、給料払ってんだからね?って言われもそれは通常運転の範囲内であって。
 
仕事は芸術じゃないから「俺がいなきゃこの会社は回わんねーよ」って思うのは、驕りだ。
ただ、同時にそうなる仕組みになっているのは会社組織としてマズい。
 
仕事自体、一人で完結する物は無いので出来ない物は出来ないと判断したい。
個人的に思うのが働く事が嫌な訳じゃないけど、限界まで頑張って燃え尽きる様な事は避けたい。