はこ にっき

箱根ヶ崎サブブログ日記、略して「はこ にっき」

仕事で誰かが横車を押すと誰かがその負担を被る

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今まで言えなかったり、我慢していた事を別の人があっさり言うと自分の事を棚にあげて思わず「なるほど、そういうのって言ってもいいのか……」と思う。

仕事で結構詰められる事があるけど「もうその仕事はやりません」ってきっぱり言う人が居て心の中で拍手喝采した。

 

会社で働く以上、選り好みするのは良くないと思っていたけど、理不尽な事に対しては断る、と言うか否定する事も必要だと思った。

なぁなぁで受け入れると自分が辛くなる一方だし、悪しき習慣がそのまま続いてく事だってある。

 

仕事で「〇〇さんの時は出来たのに、△△さんに担当が変わったら全然できなくなった」なんて話を聞くけど、後任の努力不足よりも実際は前任者が人を動かすのが上手で、芸術的な仕事の采配をしていた場合がある。

担当変更はこちら側の都合なので、客側に対してストレスを与えるべきではないけど、前任・後任共に違う人間なのでそれぞれの持ち味を生かせばよいと思う。

 

人を動かすのが上手い人は、それはそれで一つの能力だけど、その能力に依存しすぎると担当変更の際の後任者が死ぬ事になる。

結果として自分の仕事が引き継げないか、担当変更した後任者がめちゃくちゃ苦労するかのどちらかになるので、やっぱり仕事のマニュアル化と言うか標準化だったりナレッジを構築するは大事だなーと思う。

 

仕事は自分で動かず如何に人に動いて貰うか、が効率のキーポイントだと思うけど、それも程度があるだろう。

あまりに横車を押すような事がまかり通ると、結局はその負担は誰かが負う事になる。

 

仕事で高い目標を持って取り組む人も居るが、僕はそれぞれの案件が問題無くスムーズに流れていってくれればそれが一番良いと思っている。

それが低い志と言われればそれまでだけど「当たり前の事が当たり前に進む」事が如何にレアなケースかは、社会人なら誰しも経験があると思う。

ある種のインフラの様な、そんなスタンスで仕事には望みたい。